台湾、念願の場所へ


 回生薬局代表で漢方家の平野智也が、
健康のこと、歴史のこと、文化のことなど、日々感じたことなどを連載しています。
Vol.14 台湾、念願の場所へ
 

台湾出張の際に、殉職した日本人教師を祀った「六氏先生の墓」がある

芝山公園へ行ってきました。

台湾では、すばらしいご縁に恵まれ色々な方々に

本当に良くして頂けております。

ご縁を頂いたお世話になっている方々のお陰なのですが、

元をたどれば日本や台湾の先輩方のお陰様だと思います。

そんなお陰様を感じることができる場所なのです。

以前、占部賢志先生の講義で教えて頂き、

個人的にずっと行きたかった場所です。

ここには1895年に芝山巖学堂という学校が建てられ、

六人の日本人教師が赴任され情熱をもって教育活動を行っておられました。

しかし、(ここでは詳しく述べませんが)悪化の諸事情で六人の先生方は、

命を落とされてしまったのです。

 

この時命を落とされたのは、

楫取道明 (山口県、38歳、吉田松陰の甥)

関口長太郎 (愛知県、37歳)

中島長吉 (群馬県、25歳)

桂金太郎 (東京都、27歳)

井原順之助 (山口県、23歳)

平井数馬 (熊本県、17歳)

の六氏でした。

 

悲しい歴史の出来事なのですが、

当時、六人の先生方の遺骨が先生たちに教育を受けた台湾の方々が

密かに守っておられたのです。

そしてその方々によって再建されたのがこの芝山公園という場所なのです。

六氏先生の内の最年長の、楫取道明は今の山口県出身で、

吉田松陰の甥にあたる方なのです。

 

ですから、この芝山の学校には、

吉田松陰先生の松下村塾の教育理念が受け継がれていたことでしょう。

楫取道明先生は、十代の少年たちを預かり、

寝食をともにして、心魂を込めて教育にあたられたという

当時の証言も残っています。

日本の文化と教育のすばらしさを改めて知ることができます。

日本、台湾の先輩方双方素晴らしかったと思います。

両国の先輩方ににお礼を伝えさせていただきました。

先輩方に感謝して、これからもこのご縁を大切にしていきたいと思います

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2014.03.11平野智也