イザナミノミコトさまの禊池(みそぎいけ)


 回生薬局代表で漢方家の平野智也が、
健康のこと、歴史のこと、文化のことなど、日々感じたことなどを連載しています。
Vol.15 イザナミノミコトさまの禊池(みそぎいけ)
佐賀県伊万里市、福岡県福岡市の回生薬局、社長の平野です。先日、宮崎にセミナーに行った際に、ずっと行きたかった宮崎市阿波岐原町(あわぎがはらちょう)の江田神社(えだじんじゃ)を参拝することができました。 

セミナーの主催者である地元宮崎の先輩が、朝早く勉強会が始まる前に連れていってくださったのです。

早起きは三文の徳とはこのことです。 感謝感謝です。

江田神社は、有名なホテルシーガイアの近くにあります。

気持ちのよい海岸線を移動してアクセスします。

私の地元の、いつも見慣れた日本海とはまた違って雄大な太平洋の海でした。

 

江田神社の、主祭神は神話の「国生み」の話に出て来る伊邪那岐尊 (いざなぎのみこと)です。

宮崎と言えば、天孫降臨の地で有名ですが、こういう神話にゆかりの場所が沢山あるのです。

ここ、天禄元年には、神階が最高位まで進んだとされる由緒正しい神社なのです。

京都の古い文献にも記載が見られるなど、日向国を代表する神社であったと言われています。(ウィキペディア参照)

境内は、豪華な感じではありませんが、木々が元気に育っており、とてもよく手入れが行き届いてる、とても気持ちの良い場所でした。

霊能力者の方も多くおとずれていて、パワースポットとしても有名なのです。

 

さてさて、無事に参拝を済ませ、 今回一番行きたかった場所に移動します。

それは、禊池(みそぎいけ)です!

禊池は、神社の北東に位置し「御池(みいけ)」または「みそぎが池」と呼ばれています。

池の周りは、芝がキレイに刈られていて、ちょうどゴルフ場の池のような風景でした。

神話によりますと イザナミノミコトは、火の神様を生んだことで大やけどを負い亡くなってします。

悲しんだイザナギノミコトは黄泉(よみ)の国へ追いかけていきます。

そして、黄泉の国から帰ってきたイザナキノミコトが池で汚れをはらいます。

この禊池は、その場所として伝承されているのです。

古事記にも実際に「日向(ひむか)の橘の小戸の阿波岐原(あわきがはら)」との記載があるそうです。

イザナギノミコトが体中を洗い清めるときに、様々な神様が生まれますが、

左目を洗ったときに現れた神の名はアマテラスオオミカミ。

右目を洗ったときに現れた神の名はツクヨミノミコト。

そして鼻を洗ったときにスサノオノミコトが生まれたとされています。

つまり、この池が、全国にまつられている三人の神様(アマテラス、ツクヨミ、スサノオ)が、お生まれになった場所であるということなのです。

ずっと以前から行きたかった場所なので、ものすごく感動いたしました。

 

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さて、今回…

神話がどうであるとか、史実がどうであるとか… そういうことを言いたいのではなくて…

日本の歴史はすごい。そしてそれを見聞きする場所があることはもっとすごい

ということが言いたいのです。

日本は、世界で一番長い歴史を持つと言われています。

もちろん世界各国、文明の歴史は古いのですが、どの王朝もすでに滅んでしまっています。

他の国々では、国王が惨殺されたり、のっとられたり、そういった凄絶な歴史が繰り返されています。

歴史の捉え方は様々で異論もあったりしますが、全ての王朝の中で、もっとも長い歴史を持つのが日本だというわけです。

日本書紀によると、今から約二千七百年前、神武天皇建国し、ずっと万世一系で継続してきた国家です。

歴史学者さんたちの中には、さまざまな説をおっしゃる方々もいますが、そういう日本の歴史を感じさせてくれる、史跡などが残っていることが本当にすばらしいと思うのです。

本当かうそかとかそういうことを抜きにしても、こういう歴史は、日本人として知っておかなければいけないと強く思いました。

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2014.04.22平野智也