冬の養生


冬の養生

 

冬は、陰陽五行でいうと『水』にあたり、臓器は「腎」にあたります。

陰陽五行説

冬は腎臓や、膀胱(ぼうこう)を傷めやすい時期です。

そして、全ての生き物がおとなしく縮こまっていく時期です。
火鉢をかかえてあったまる老人のイメージです。

 

「腎」は、血液やホルモンなどの体液を調節する生命の泉であり、
体に潤いと若さを与える働きを持っています。

また、「腎」は骨や髪の毛の発育、あと耳などとも深くかかわっています。

 

「腎」が弱ると骨がもろくなり、骨折や腰痛など、白髪やぬけ毛が増えたり、耳が遠くなったりします。

よく、年をとると心配症になるといいますが、「腎」は「恐」の感情と関係しています。
「腎」が弱るとクヨクヨして消極的になり、優柔不断な性格となります。

これには、夜に良く寝ることが大切です。しっかり睡眠をとりましょう。

 

腎臓に有効な食べ物は黒いもの、そして「鹹(かん:塩からい)」とされています。

黒ゴマ、黒米、そば、海藻、ごぼう、小豆、海苔、ひじき、黒豆、きくらげなどの食材です。
そして精製塩ではなく、天然のミネラルを含んだ塩や海藻は、
日本の大地に不足しているミネラル成分を含んでおり、保温作用があり、身体を温めてくれます。

良いお塩を適塩に摂るようにしましょう。

 

また、「腎」は「冷え」に弱い臓器です。
水分、果物の摂り過ぎに注意し、甘い物、特にジュースは控えるようにしましょう。

 

あとは、なんと言っても忘年会シーズンですね。
肝腎をたすけるジョッキが大活躍する季節です。